FAMLog
FileMaker Server 17.0.3 アップデータが公開
April 26, 2019
ファイルメーカー社が「FileMaker Server 17.0.3 アップデータ」を公開しています。
FileMaker Server 17.0.3では、2019年5月1日から始まる日本の新しい年号である「令和」がサポートされているほか、Java Web 公開エンジンのメモリー割り当てが動的ではなく固定的に割り当てられてパフォーマンスが低下する問題や、特定の状況でFileMaker Serverのプロセスが予期せず停止または新しい接続の許可を停止する問題、FileMaker WebDirectで発生していたさまざまな問題などが修正されています。JavaについてはJava 8 Update 201に、Apache TomcatについてはApache Tomcat 7.0.91に更新されているほか、macOS Sierra 10.12の場合はPHP 5.6.30、macOS High Sierra 10.13の場合はPHP 7.1.16、macOS Mojave 10.14とWindows Serverの場合はPHP 7.1.19がインストールされるようになっています。
このアップデータを適用する前に、あらかじめWeb公開エンジンとデータベースサーバー、FileMaker Server Admin Console等を終了させておく必要があります。アップデート方法の詳細については、FileMaker ナレッジベースの記事を必ず参照するようにしてください。
FileMaker Pro 17.0.5 Advanced アップデータが公開
April 25, 2019
ファイルメーカー社が「FileMaker Pro 17.0.5 Advanced アップデータ」を公開しています。
バージョン17.0.5では、2019年5月1日から始まる日本の新しい年号である「令和」がサポートされています。ただし、現時点において、バージョン17.0.5で日付の書式設定として和暦の漢数字を用いる設定にしている場合に年の部分だけがアラビア数字で表示される問題が確認されているので注意が必要です。
バージョン17.0.5にアップデートするには、FileMaker Pro 17 Advancedで[ヘルプ]メニューの[更新の確認(ソフトウェア更新の確認)...]を選びます。
[関連]和暦の入力方法(FileMaker ナレッジベース)、日付の書式設定で和暦の漢数字表記が設定できない(FileMaker ナレッジベース)
INTER-Mediator 5.10を公開
April 17, 2019
INTER-Mediator 5.10を公開しました。同時に、バージョン5.10をベースにしたINTER-Mediator-Server VMもリリースしました。
INTER-Mediatorは、予算規模の小さな組織でも業務システムの開発を円滑にできることを目指して開発された、MITライセンスで提供されるWebアプリケーションフレームワークです。INTER-Mediator 5.10では、日付書式で日本の新元号「令和」に対応しました。
旧バージョンからバージョンアップする際には、必ず事前に「バージョン移行ガイド」を参照するようにしてください。なお、INTER-Mediatorは現在バージョン6系統の開発も別途進められている状況です。
XMLPasteの動作環境
April 15, 2019
FileMaker Pro Advancedのテーブルやフィールド、スクリプト、スクリプトステップ、レイアウトオブジェクト、カスタム関数、テーマなどに関する情報をXMLテキストとして出力できるコマンドラインツールであるXMLPasteは、macOSとWindowsの両プラットフォームで利用できます。
XMLPasteの動作環境は、OS X Yosemite v10.10.5以降(macOS Mojave 10.14.4で動作確認済み)もしくはWindows 7以降(Windows 10で動作確認済み)です。macOSではターミナルアプリケーション、WindowsではコマンドプロンプトやPowerShell等を使用してクリップボードデータの内容を表示することができます。
XMLPasteは、オープンソースソフトウェアとしてGitHubで公開しており、無料でご利用いただくことが可能です。Go言語で実装されており、ライセンスはMITライセンスです。
[関連]XMLPaste 1.0.0を公開(FAMLog)
XMLPasteのバージョン確認方法
April 12, 2019
XMLPasteのバージョンを確認するには、xmlpasteコマンドで-vオプションもしくは--versionオプションを使用します。
現時点(2019年4月時点)におけるXMLPasteの最新版はバージョン1.0.0であり、macOSではXMLPasteのバージョン情報は次のように表示されます。なお、Windowsの場合にはxmlpaste.exeを利用します。
[実行例]
$ xmlpaste --version
XMLPaste 1.0.0
XMLPasteは、FileMaker Pro Advancedのテーブルやフィールド、スクリプト、スクリプトステップ、レイアウトオブジェクト、カスタム関数、テーマなどに関する情報をUTF-8のXMLテキストとしてペーストできるコマンドラインツールです。XMLテキストを編集した上でFileMaker Pro Advancedに戻ってペーストする機能は備えていません。
[関連]XMLPaste 1.0.0を公開(FAMLog)
FileMaker Road Show 2019の事前登録受付が開始
April 11, 2019
2019年6月に大阪と東京で開催される「FileMaker Road Show 2019」の詳細プログラムが公開され、同時に事前登録の受付が開始されています。
次期バージョンのFileMakerプラットフォームに搭載される新機能の紹介を中心に、最新の製品情報や開発手法、新しいテクノロジーとの連携など、FileMakerプラットフォームに関するさまざまな最新情報を得ることができます。
入場料は無料です。事前登録制で、事前登録の申し込み受付はファイルメーカー社公式サイト内の特設ページから行うことができます。
2019年4月「FileMaker Pro 東京ユーザーズミーティング」発表資料
April 08, 2019
2019年4月6日に行われた「FileMaker Pro 東京ユーザーズミーティング(FM-Tokyo)」で発表した資料を公開しました。
・ダウンロード:「XMLPasteの紹介」(PDF形式/ファイルサイズ:約270KB)
「Introducing_XMLPaste.pdf」のSHA-256メッセージダイジェスト:
984bedfbdba574e48c250a5d9c7ef1aad665f6581fc088925c5fbe834e36b812
■関連リンク
・FileMaker Proのクリップボードデータを出力できるコマンドラインツール「XMLPaste」を公開(株式会社エミック)
・XMLPaste – CLIでFileMaker Pro Advancedのクリップボードデータをペースト(株式会社エミック)
(2022年4月24日追記:スライドへのリンクをSlideShareからドクセルに変更しました。)
XMLPaste 1.0.0を公開
April 05, 2019
FileMaker Pro Advancedのテーブルやフィールド、スクリプト、スクリプトステップ、レイアウトオブジェクト、カスタム関数、テーマなどに関する情報をUTF-8のXMLテキストとしてペーストできるコマンドラインツール「XMLPaste」を公開しました。
使い方は、FileMaker Pro AdvancedもしくはFileMaker Proで対応するデータ形式のオブジェクトをコピーした後、Windowsの場合にはコマンドプロンプトやPowerShell、macOSの場合にはターミナルアプリケーションでXMLPasteを実行するだけです。macOSをご利用の場合には「xmlpaste-1.0.0-macos.zip」を、64bit版のWindowsをご利用の場合には「xmlpaste-1.0.0-windows-x64.zip」を、32bit版のWindowsをご利用の場合には「xmlpaste-1.0.0-windows-x32.zip」をダウンロードしてください。
XMLPasteは、オープンソースソフトウェアとしてGitHubで公開しており、無料でご利用いただくことが可能です。Go言語で実装されており、ライセンスはMITライセンスです。
[関連]FileMaker Proのクリップボードデータを出力できるコマンドラインツール「XMLPaste」を公開(株式会社エミック)
FileMaker CloudとGet(システムバージョン)関数
March 22, 2019
FileMaker Pro Advancedの「Get(システムバージョン)関数」は、現在利用しているオペレーティングシステムのバージョン情報を示す文字列を返します。
この関数の戻り値は下記のようになります。
・「6.1」:Windows 7の場合
・「6.3」:Windows 8.1の場合
・「10.0」:Windows 10の場合
・「10.14.3」:macOS Sierra 10.14.3の場合
・「7.4.1708」:FileMaker Cloud 1.17.0.77の場合
FileMaker Cloud 1.17.0.77でGet(システムバージョン)関数を実行すると、この関数の戻り値は「7.4.1708」となります。この戻り値はCentOS Linuxのバージョン情報に相当するものです。
[関連]Get(システムバージョン)関数(FAMLog)、FileMaker WebDirectとGet(システムバージョン)関数(FAMLog)
FileMaker CloudとGet(アプリケーションアーキテクチャ)関数
March 18, 2019
FileMaker Pro Advancedの「Get(アプリケーションアーキテクチャ)関数」は、現在のアプリケーションアーキテクチャを示す文字列を返します。
この関数が返す値は次の通りです。
・「i386」:32ビットバージョンのFileMaker Pro Advancedの場合
・「x86_64」:64ビットバージョンのFileMaker Pro Advanced、FileMaker Server、FileMaker Cloud、FileMaker WebDirect、FileMaker Data APIおよびカスタムWeb公開の場合
・「arm7」:ARMv7ベースのデバイスで実行されているFileMaker Goの場合
・「arm7s」:ARMv7sベースのデバイスで実行されているFileMaker Goの場合
・「arm64」:64ビットのARMベースのデバイスで実行されているFileMaker Goの場合
FileMaker CloudでGet(アプリケーションアーキテクチャ)関数を実行すると、この関数の戻り値は「x86_64」となります。
[関連]Get(アプリケーションアーキテクチャ)関数(FAMLog)