FAMLog
APPLE-SA-2019-1-22-2 macOS Mojave 10.14.3, Security Update 2019-001 High Sierra, Security Update 2019-001 Sierra
January 25, 2019
AppleからmacOS Mojave 10.14.3、macOS High Sierra 10.13.6およびmacOS Sierra 10.12.6用のSecurity Update 2019-001が公開されています。
上記の各アップデートにはセキュリティに関わる修正が含まれていますが、OS X El Capitan用のアップデートは用意されていません。
FileMaker Serverはバージョン17.0.2.252でmacOS Mojaveに対応していますが、FileMaker Server 16をmacOS Mojaveで動作させた場合には、CWPCプロセス終了時にクラッシュすることがある問題やPHPを有効にした場合にWebサーバーが開始しないことがある問題が存在するとのことです。
[関連]FileMaker 製品と macOS Mojave 10.14 との互換性(FileMaker ナレッジベース)、FileMaker Server 17がmacOS Mojave 10.14に対応(FAMLog)
APPLE-SA-2019-1-22-1 iOS 12.1.3
January 24, 2019
iOSデバイス向けのソフトウェアアップデートとなるiOS 12.1.3の提供が開始されています。
iOS 12.1.3では、共有シートから送信すると写真に縞模様が入る可能性のある問題や、iPad Pro (2018)で外部オーディオ入力デバイスを使用するときに音声の歪みが生じる可能性のある問題などが修正されています。不具合の修正だけでなく、セキュリティ脆弱性も多数修正されています。
アップデートの対象機種は、iPhone 5s、iPhone 6、iPhone 6 Plus、iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone SE、iPhone 7、iPhone 7 Plus、iPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhone X、iPhone XR、iPhone XS、iPhone XS Max、第6世代のiPod touch、第5世代および第6世代のiPad、iPad Air、iPad Air 2、9.7インチiPad Pro、10.5インチiPad Pro、11インチiPad Pro、12.9インチiPad Pro(第1世代、第2世代、第3世代)、iPad mini 2、iPad mini 3およびiPad mini 4です。
Apache HTTP Server 2.4.38が公開
January 23, 2019
Apache HTTP Server 2.4.38が公開されています。
Apache HTTP ServerはオープンソースのWebサーバーソフトウェアです。バージョン2.4.38では、mod_sslのDoS脆弱性(CVE-2019-0190)とmod_http2のDoS脆弱性(CVE-2018-17189)、および mod_session_cookieの脆弱性(CVE-2018-17199)が修正されています。
なお、Apache HTTP Server 2.2系統はすでに保守が終了しており、今後はApache HTTP Server 2.4系統を利用することが推奨されます。
FileMaker ProとFileMaker Pro AdvancedのYearName関数
January 22, 2019
FileMaker ProおよびFileMaker Pro AdvancedのYearName関数は、日付の和暦を指定された書式で返します。
日付フィールドの値が「2018/1/22」の場合、YearName(日付フィールド; 0)やYearName(日付フィールド; "")は「平成31」を、YearName(日付フィールド; 1)は「(平)31」を、YearName(日付フィールド; 2)は「H31」を返します。
FileMakerプラットフォームの新元号対応予定については、FileMaker ナレッジベースで対応スケジュールが発表されています。FileMaker ナレッジベースでの案内内容によると、FileMaker 15以降であれば準備完了次第アップデータが公開されますが、サポートが終了しているFileMaker 14以前が新元号をサポートする予定はないとのことです。
[関連]FileMaker プラットフォームの新元号対応予定(FAMLog)
Java 8 Update 201およびJava 8 Update 202が公開
January 21, 2019
Java 8 Update 201が2019年1月中旬に公開されています。
バージョン8 Update 201では複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。同時にJava 8 Update 202とJava 11.0.2が公開されていますが、FileMaker ServerとJava 11との互換性に関する情報についてファイルメーカー社からの案内は現時点では特にない状況です。
なお、Java 8の公式アップデートは個人ユーザーには2020年12月まで提供される予定ですが、商用ユーザーに向けたJava SE 8の公式アップデートは2019年1月をもって終了するとの案内がされています。
[関連]FileMaker Server と Java - 概要とトラブルシュート(FileMaker ナレッジベース)、FileMaker Server is not compatible with Java 9 or 10(FileMaker Knowledge Base)、Oracle Java SE サポート・ロードマップ(Oracle)、Java SE 8のパブリック更新終了によるFileMaker Serverへの影響について(FAMLog)
FileMaker プラットフォームの新元号対応予定
January 18, 2019
ファイルメーカー社が、新元号対応についてFileMaker ナレッジベースで案内しています。
更新されたナレッジベースの記事によると、FileMaker 18 プラットフォームは発売時から新元号をサポートする予定であり、FileMaker 17 プラットフォームについては2019年5月にアップデータを公開する予定となっています。
FileMaker 16 プラットフォームとFileMaker 15 プラットフォームについては2019年6月以降に準備完了次第アップデータが公開され、サポートが終了しているFileMaker 14以前は新元号をサポートするアップデータがリリースされる予定はないとのことです。
FileMaker Pro 17.0.4 Advanced アップデータが公開
January 17, 2019
ファイルメーカー社が「FileMaker Pro 17.0.4 Advanced アップデータ」を公開しています。
バージョン17.0.4では、FileMaker Go 17.0.5と同様、特定の操作を実行した後にODBC接続が適切に閉じられない問題が修正されています。
バージョン17.0.4にアップデートするには、FileMaker Pro 17 Advancedで[ヘルプ]メニューの[更新の確認(ソフトウェア更新の確認)...]を選びます。
[関連]FileMaker Go 17.0.5が公開(FAMLog)
FileMaker Go 17.0.5が公開
January 16, 2019
FileMaker Go 17.0.5の提供が開始され、同時にFileMakerデータベースからiOSアプリを作成できるソフトウェア開発キット「iOS App SDK」も更新されています。
FileMaker Go 17.0.5では、特定の操作を実行した後にODBC接続が適切に閉じられない問題が修正されています。
なお、iOS App SDKは、FileMaker Developer Subscriptionを購入すると利用できます。FileMaker Developer Subscriptionの価格は年間9,000円(税別)です。
FMClipboardBroker 2.2が公開
January 15, 2019
FileMaker Pro Advancedのクリップボード・データをmacOSで編集できる「FMClipboardBroker 2.2」が公開されています。
FMClipboardBrokerを使うと、FileMaker Pro Advancedのクリップボード・データをXMLファイルとして出力したり、XMLファイルからクリップボードのデータに変換できます。FMClipboardBrokerはmacOS上で動作するフリーウェアとして公開されており、ライセンスはApache License, Version 2.0です。
FMClipboardBrokerはバージョン2.0でSwiftで全面的に書き直されて、XMLの整形オプションが追加され、バージョン2.1で値一覧のクリップボード・データに対応していました。今回公開されたバージョン2.2では、テーマのクリップボード・データとmacOS Mojaveのダークモードに新たに対応しています。動作にはOS X El Capitan v10.11以降が必要とのことです。
[関連]FMClipboardBroker(株式会社キー・プランニング)、FileMaker Pro 17 Advancedでコピーしたカスタムメニュー情報は他のアプリケーションにXMLとしてペースト可能(FAMLog)
PHP 5.6.40、PHP 7.1.26、PHP 7.2.14およびPHP 7.3.1が公開
January 11, 2019
PHP 5.6.40、PHP 7.1.26、PHP 7.2.14およびPHP 7.3.1が公開されています。
PHP 5.6.40、PHP 7.1.26、PHP 7.2.14およびPHP 7.3.1はそれぞれセキュリティ脆弱性が多数修正されています。PHP 5.6系統の保守は終了しており、PHP 5.6.40がPHP 5.6系統における最後のバージョンとなる予定です。なお、PHP 7.1系統の保守は2019年12月に終了する予定となっています。
現時点でのPHPの最新安定バージョンはバージョン7.3.1です。下位互換性のない変更点も含まれているため、PHP 7.3に移行する場合にはあらかじめ移行ガイドを参照してから移行作業を行うことが推奨されます。