FAMLog
PHP 5.3.6が公開
March 23, 2011
「PHP 5.3.6」が公開されています。
PHP 5.3.6では、Phar(PHP Archive)の書式文字列に関わる脆弱性や、shmop_read関数における整数オーバーフローの脆弱性などが修正されています。同梱されているPerl互換正規表現ライブラリであるPCREライブラリはバージョン8.11に更新されています。
なお、PHP 5.2系統は今後保守されない予定であるため、バージョン5.3.6へのアップグレードが推奨されています。
APPLE-SA-2011-03-09-2 Safari 5.0.4
March 22, 2011
アップルから、セキュリティ脆弱性の修正を含んだ「Safari 5.0.4」が2011年3月上旬に配布されています。
Safari 5.0.4では、多数の脆弱性が修正されており、任意のコードが実行される恐れのある脆弱性などが修正されています。
対象となるOSは、Mac OS X v10.5.8、Mac OS X Server v10.5.8、Mac OS X v10.6.5以降、Mac OS X Server v10.6.5以降、Windows XP SP2以降、Windows VistaおよびWindows 7です。なお、Mac OS X v10.4.11で利用できるSafari 4.1の更新は今回ありませんでした。
JRuby 1.6.0が公開
March 18, 2011
Javaで開発されたRuby処理系である「JRuby 1.6.0」が公開されています。
JRuby 1.6.0は、Ruby 1.9.2との互換性が向上し、Windowsへの対応が強化されています。1.9の標準ライブラリがjruby-complete.jarに追加され、試験的にRubyのC APIをベースとしたC拡張への対応が行われるなど、数多くの新機能が追加されています。
JRubyはトリプルライセンス(CPL/GPL/LGPL)のもとで公開されているオープンソースソフトウェアであり、JavaとRubyがお互いのクラスやライブラリ等にアクセスすることを可能にします。
Bento 4 for Macが国内で発売
March 17, 2011
ファイルメーカー社が、「Bento 4 for Mac」を日本国内で発売すると発表しています。
Bento 4 for Macの価格は税込5,800円で、5ライセンスのファミリーパックが税込11,500円です。既存ユーザーには2011年8月8日までの期間限定で2,000円割引で購入できるアップグレードリベート・オファーも用意されています。
Bento 1.1 for iPhoneおよびBento 1.1 for iPadは、それぞれ税込600円で iTunes App Storeにて販売されます。Bento for iPhoneならびにBento for iPadをすでに購入している場合には無料でアップデートが可能です。
[関連]FileMaker, Inc.がBento 4 for MacとiOS用Bento 1.1を発表(FAMLog)
FileMaker, Inc.がBento 4 for MacとiOS用Bento 1.1を発表
March 16, 2011
FileMaker, Inc.が、Mac用パーソナルデータベースの新バージョンである「Bento 4 for Mac」を発表しています。
Bento 4 for Macでは、ラベル印刷がサポートされ、印刷機能が強化されています。位置情報の取得や保存ができるようになり、データと一緒にテンプレートをエクスポートできる機能などが新機能として追加されています。同時にBento 4 for Macと同期ができるBento 1.1 for iPhoneとBento 1.1 for iPadも発表されています。
Bento 4 for Macの利用には、Intelプロセッサー、PowerPC G5またはPowerPC G4(867MHz以上)プロセッサーを搭載したMacで動作するMac OS X Leopard(バージョン10.5.7以降)もしくはMac OS X Snow Leopardが必要です。
Bento 4 for MacはMac App Storeでも販売が開始されており、価格は税込5,800円となっています。
[関連]Bento 4 for Macが国内で発売(FAMLog)
(2011/03/17追記:関連記事へのリンクを追加しました。)
FileMaker Server 11.0v2 Java 6 Update 24 Updateが公開
March 15, 2011
FileMaker, Inc.が「FileMaker Server 11.0v2 and FileMaker Server 11.0v2 Advanced Java 6 Update 24 Update」を公開しています。
Java SE 6 Update 24がインストールされている環境や、Java for Mac OS X 10.6 アップデート 4およびJava for Mac OS X 10.5 アップデート 9を適用した環境において、FileMaker Server Admin Consoleが起動しなくなる問題が解決されています。
なお、このアップデートはFileMaker Server 11.0v2とFileMaker Server 11.0v2 Advancedのみを対象としたものであり、バージョン9およびバージョン10には適用できません。
[関連]FileMaker Server 11v2 & FileMaker Server 11v2 Advanced Java 6 Update 24 アップデータ(ファイルメーカー株式会社)
(2011/03/18追記:関連記事へのリンクを追加しました。)
Mac OS XでUPSの自動シャットダウン機能を利用する
March 14, 2011
Mac OS XおよびMac OS X Serverでは、UPSがUSB経由で接続されている場合には、指定した条件に基づいてOSをシャットダウンするスクリプトを利用できます。
このシェルスクリプトは下記の場所にあり、スクリプトの内容を適宜変更して、シャットダウン前に実行したい処理を記述します。
/usr/libexec/upsshutdown
実行条件については、pmsetコマンドや[システム環境設定]の[省エネルギー]パネルで指定できます。
FileMaker Serverを利用している場合には、データベースファイルの破損を防ぐために、OSがシャットダウンする前に必ずデータベースファイルを閉じるように工夫する必要があります。
APPLE-SA-2011-03-09-1 iOS 4.3
March 11, 2011
iOS 4.3 ソフトウェア・アップデートの提供が開始されています。iOS 4.3では多数の脆弱性が修正されています。
iOS 4.3は新機能として、SafariのJavaScript高速化、iTunesホームシェアリング、AirPlayの機能強化、およびiPadにおける本体横にあるスイッチの機能選択などが含まれています。
iOS 4.3 ソフトウェア・アップデートの対象機種は、iPad、iPad 2、iPhone 3GS、iPhone 4、および第3世代以降のiPod touchです。今回iPhone 3Gと第2世代のiPod touchがサポート対象外となっています。
(2011/03/23追記:タイトルを修正しました。)
APPLE-SA-2011-03-08-1 Java for Mac OS X 10.6 Update 4
March 10, 2011
「Java for Mac OS X 10.6 アップデート 4」が公開されています。
Mac OS X v10.6.4およびMac OS X Server v10.6.4で利用可能なJava for Mac OS X 10.6 アップデート 4にはセキュリティ上の修正が含まれています。本アップデートにより、Java SE 6がバージョン1.6.0_24にアップデートされます。
Java for Mac OS X 10.6 アップデート 4と同時に「Java for Mac OS X 10.5 アップデート 9」も公開されていますが、Java for Mac OS X 10.6 アップデート 4およびJava for Mac OS X 10.5 アップデート 9をインストールするとFileMaker Server Admin Consoleが起動しなくなる問題があるので注意が必要です。
[関連]FileMaker Server Admin ConsoleとJava for Mac OS X 10.6 アップデート 4は非互換(FAMLog)
FileMaker Server Admin ConsoleとJava for Mac OS X 10.6 アップデート 4は非互換
March 09, 2011
バージョン9、10および11のFileMaker Server Admin Consoleは、Windows版のJava SE 6 Update 24と同様、本日公開されたJava for Mac OS X 10.6 アップデート 4およびJava for Mac OS X 10.5 アップデート 9と非互換です。
2011年3月現在、FileMaker Server Admin ConsoleがJava SE 6 Update 24上で起動しなくなる問題が確認されており、ファイルメーカーテクニカルサポートインフォメーションでは、Admin Consoleを使用する場合にはJavaを更新しないことや代替としてコマンドラインインターフェースを使用するよう案内がされています。
しかしながら、Java for Mac OS X 10.6 アップデート 4およびJava for Mac OS X 10.5 アップデート 9にはセキュリティ脆弱性に対する修正が含まれている点に留意する必要があります。Javaを更新しない場合には、Admin Consoleを利用しないときにJavaを無効化するなどの対策が必要になります。
[関連]FileMaker Server Admin ConsoleとJava SE 6 Update 24は非互換(FAMLog)
(2011/03/16追記:バージョン11についてはFileMaker Server 11.0v2 and FileMaker Server 11.0v2 Advanced Java 6 Update 24 Updateでこの問題が修正されています。)