FAMLog


ClamXav 1.1.1

September 02, 2008

Mac OS Xで動作するフリーのウィルスチェッカーである「ClamXav 1.1.1」が公開されています。

バージョン1.1.1では、安定性が向上し、ClamAVの最新安定版であるバージョン0.93.3が搭載されています。IntelベースのMacでも利用可能なUniversalアプリケーションとして、Mac OS X v10.4 TigerおよびMac OS X v10.5 Leopardに対応しています。

なお、Mac OS X Server v10.5 Leopardではテストされていないので、その環境での利用には注意が必要です。

(2008/10/16追記:ClamXav 1.1.1 with ClamAV 0.94 backendが2008年10月上旬に公開されていました。)

Tag: Mac

FileMakerのWeb公開機能について解説した講演のPodcastが公開

September 01, 2008

http://msyk.net/において、2008年8月27日に行われた「FileMaker テクノロジートレンド」でのFileMakerのWebテクノロジーに関する講演がPodcastとして公開されています。

講演では、FileMakerでのWeb公開機能の歴史や現状、FileMaker API for PHPとFX.phpの比較およびパフォーマンスに関する考察などについて解説されています。

iTunesで「詳細」メニューの「Podcast を登録...」を選び、PodcastフィードのURL(http://msyk.net/fmp/rss.xml)を入力してOKボタンを押せば、iTunesで上記のPodcastを視聴することができます。

[関連]コンテキストを解説したプレゼンテーションのPodcastが公開(FAMLog)

Tag: FileMaker

fmservicewrapperd

August 29, 2008

Mac版FileMaker Server 9ではlaunchdを利用してデーモンを起動するように変更されましたが、これに伴い「fmservicewrapperd」というデーモンが新たに追加されています。

fmservicewrapperdの正式名称は不明ですが、最初にlaunchdがfmservicewrapperdを起動します。その後fmservicewrapperdが、FileMaker Server、FileMaker Server Helper、Web公開エンジン、およびAdmin Consoleサーバー用のTomcatを起動します。FileMaker Server(データベースサーバー)とWeb公開エンジンについては自動起動設定の内容に応じて起動されます。

なお、fmservicewrapperdは下記の場所にあります。

/Library/FileMaker Server/Common/service-wrapper/fmservicewrapperd

(2010/04/22追記:Mac版FileMaker Server 11では、FileMaker Server 9で導入されたfmservicewrapperdが不要になり、FileMaker Server関連デーモンの起動プロセスについて最適化が行われています。)

Tag: FileMaker

Mac版FileMaker Server 9ではデーモン起動がlaunchdベースに

August 28, 2008

Mac版FileMaker Server 9では、Mac OS X Tigerで導入されたlaunchdを利用してデーモンを起動するように変更されています。

バージョン7、8および8.0v4のMac版FileMaker ServerではStartupItemsディレクトリ内の起動スクリプトを利用して、FileMaker Serverデーモン、FileMaker Server HelperデーモンおよびWeb公開エンジンを起動および停止していました。

Mac版FileMaker Server 9では、StartupItemsではなくlaunchdで起動されるように変更されているため、デーモンの起動や停止にSystemStarterコマンドは使われなくなりました。

Tag: FileMaker

Mac OS X LeopardではDTraceが利用可能

August 27, 2008

Mac OS X LeopardのDarwinカーネルには、Solaris 10およびOpenSolarisに搭載されているシステム情報取得機能であるDTraceが組み込まれています。

DTraceを使用すると、Mac OS X Leopardのシステムやアプリケーションの情報を収集し、動作を調べることができます。例えば、あるソフトウェアの性能の問題を追跡したり、異常動作の原因を突き止めることが可能になります。

Java、Ruby、Python、PerlもDTraceをサポートするための拡張が行われており、各言語のパフォーマンス特性の情報に簡単にアクセスできるようになっています。

Tag: Mac

Mac OS X Server Leopardの管理アプリケーション

August 26, 2008

Mac OS X Server Leopardの標準構成およびワークグループ構成では、「サーバ環境設定」および「ディレクトリ」アプリケーションを管理アプリケーションとして使用します。

詳細構成の場合には、「ワークグループマネージャ」および「サーバ管理」アプリケーションを使用します。「サーバ管理」は、「サーバ環境設定」に表示されないサービスを管理する目的で標準構成およびワークグループ構成で使用できます。

ただし、「サーバ管理」を使用して「サーバ環境設定」に表示されるサービスをカスタマイズすると、意図しない影響が出ることがあるので注意が必要です。

[関連]Mac OS X Server version 10.5: サーバ構成に正しい管理アプリケーションを使う(アップル)

Tag: Mac

REXMLにDoS脆弱性

August 25, 2008

REXMLのサービス運用妨害(DoS)の脆弱性に関する情報が公開されています。

REXMLは、Rubyで実装されたXMLパーサーであり、Ruby on RailsでXMLの構文解析にも使用されているものです。XML entity explosion attackと呼ばれる攻撃手法により、ユーザーから与えられたXMLを解析するようなアプリケーションをサービス不能状態にすることができます。

今回公開された脆弱性に対処するには、問題を修正するためのモンキーパッチ(実行時にライブラリを修正するパッチ)を適切に利用する必要があります。

Tag: Ruby

FileMaker Server 9のバージョン確認方法

August 22, 2008

FileMaker Server 9のバージョン情報は、FileMaker Server Admin Console 開始ページにある「現在のインストールバージョン」の値で確認できます。

現時点では、FileMaker Server 9の最新版はバージョン9v3(9.0.3.326)です。バージョンが9v1(9.0.1.132および9.0.1.140)や9v2(9.0.2.151)である場合には、バージョン9v3(9.0.3.325および9.0.3.326)に更新することが推奨されます。

最新アップデータの有無についてはFileMaker Server Admin Console 開始ページで確認することもできますが、正常に確認できない場合もあるので、ファイルメーカー株式会社のWebサイトで配布されているアップデータの最新バージョンも確認するようにしましょう。

Tag: FileMaker

Mac OS X Leopardではディスクパーティションのサイズ変更が可能

August 21, 2008

Mac OS X Leopardでは、ディスクユーティリティでディスク全体を初期化せずにパーティションのサイズ変更ができるようになっています。

あらかじめ削除してよい予備のパーティションを用意しておけば、ディスク全体を初期化せずに任意のパーティションのサイズを増やすことも可能です。Mac OS X Leopardでは、マスターブートレコード(MBR)パーティション以外、どのディスクパーティションの大きさでも変更できます。

ただし、パーティションの大きさを変更するには予備のパーティションが必要になったり、パーティションに含まれるデータを消去しなければならない場合があるため、影響のあるパーティションに含まれるデータを事前にすべてバックアップする必要がある、といった重要な注意点があります。

[関連]Mac OS X 10.5: ディスクパーティションの大きさを変更する(アップル)

Tag: Mac

FileMaker Server大全 ver.9対応

August 20, 2008

FileMaker Server 9に関する解説書「FileMaker Server大全 ver.9対応」が発売されています。

PHPを使用したカスタムWeb公開機能について主に解説された書籍であり、FileMaker API for PHPに関する内容だけでなく、PHPやWebアプリケーション作成の基礎についても紹介されています。その他にも、FileMaker Serverのセットアップから運用およびメンテナンスに関する話題まで、幅広い内容を取り扱っています。

OSのファイアウォール設定やFileMakerのアクセス権モデルに関する記述など細かい部分で役立つ内容が数多くあるだけでなく、PHP自体の基本機能についてはリファレンスとしても利用できるよう工夫されています。

著者は、FX.phpの国際化に貢献したことでも知られる新居雅行氏であり、同氏の著書には「リレーションで極めるファイルメーカー7」や「新・リレーションで極めるFileMaker」などがあります。

定価:3,990円(税込)
サイズ:B5
ページ数: 400
著者:新居 雅行
出版社:ラトルズ
ISBN:978-4-89977-223-1[Amazon.co.jpで購入...

(2008/08/22追記:Amazon.co.jpのページへのリンクを追加しました。)

Tag: FileMaker

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