FAMLog


Rfm Community

September 10, 2007

RubyからFileMaker ServerのカスタムWeb公開機能を利用するためのオープンソースソフトウェア「Rfm」に関する英語によるディスカッショングループ「Rfm Community」が開設されています。

FileMakerとRuby、Ruby on Rails、そしてRfmに関するオープンなディスカッショングループが用意されたことで、Rfmはコミュニティ主導のプロジェクトという位置付けがより明確になったと言えるでしょう。

なお、Rfm CommunityはGoogle グループを利用しているため、メンバーとしてメッセージを投稿するにはGoogle アカウントが通常必要ですが、Web経由で誰でもディスカッションの内容を閲覧することができます。

Tag: FileMaker

インスタントWeb公開データベースホームページのURL

September 07, 2007

FileMaker 7以降のインスタントWeb公開機能において、データベースホームページにアクセスするためのURLは次のような形式になります。

[FileMaker Pro (Advanced)でホストされている場合]
<スキーム>://<IPアドレスまたはドメイン名>[:<ポート番号>]/
(例)http://www.example.com/

[FileMaker Server Advancedでホストされている場合]
<スキーム>://<IPアドレスまたはドメイン名>[:<ポート番号>]/fmi/iwp/
(例)https://www.example.com/fmi/iwp/

データベースがFileMaker Server Advancedでホストされている場合には、「/fmi/iwp/」というパスを付加する必要があり、その点がFileMaker ProもしくはFileMaker Pro Advancedでホストされている場合と違います。

Tag: FileMaker

インスタントWeb公開で特定のデータベースにアクセスするURL構文

September 06, 2007

FileMaker 7以降のインスタントWeb公開機能において、特定のデータベースにアクセスするためのURL構文は次のようになります。

<スキーム>://<IPアドレスまたはドメイン名>[:<ポート番号>]/fmi/iwp/cgi?-db=<データベース名>&-loadframes

[例]http://www.example.com/fmi/iwp/cgi?-db=dbname&-loadframes

特定のデータベースにリンクするためのURL構文は、ファイルメーカーPro 6以前とは異なるため、バージョン6から移行する際には注意が必要です。

Tag: FileMaker

OpenSSH 4.7

September 05, 2007

SSHプロトコルを使用するネットワーク接続ツールのフリーな実装であるOpenSSHの新バージョン「OpenSSH 4.7」が公開されています。

OpenSSH 4.7にはセキュリティに関連する修正が1点含まれており、X11の転送で、信頼できないクッキーの生成に失敗する場合に、信頼できるクッキーをssh(1)が利用しないように修正されています。

機能追加や不具合の修正も行われており、UMAC-64(RFC 4418)というMACアルゴリズムが新たにサポートされいます。その他、新規にインストールされたsshdにおいて、SSH Protocol 2のみ有効となるように初期設定値が変更されています。

[参考]OpenSSH情報 - OpenSSH 4.7/4.7p1 リリース

Tag: Security

Apache HTTP Server 2.2の改善点 (2)

September 04, 2007

Apache HTTP Server 2.2では、同梱されているPerl互換正規表現ライブラリであるPCREライブラリがバージョン5.0に更新されています。

これにより、Apacheの各種設定ファイルにおいて、より複雑な文字列パターンを、Perl互換の正規表現を用いて記述することができるようになっています。

なお、configureスクリプト実行時に--with-pcreオプションを用いることで、任意のバージョンのPCREをApacheに組み込むことも可能です。

Tag: Apache

Apache HTTP Server 2.2の改善点 (1)

September 03, 2007

Apache HTTP Server 2.2では、設定ファイル(httpd.conf)の簡素化とモジュール化が行われ、より分かりやすく設定できるように工夫されています。

設定ファイルと同じディレクトリにあるextraディレクトリの下には、必要な機能のみ利用できるように分離された設定ファイルがあらかじめ用意されるようになっています。これにより、任意の設定ファイルを読み込むことで、必要な機能のみ有効にすることもできます。

さらにconfigureスクリプト実行時に指定したオプションが反映された形で設定ファイルが作成されるように改良されている部分もあり、以前より使いやすく洗練されたバージョンとして仕上がっていると言えます。

Tag: Apache

PHP 5.2.4

August 31, 2007

PHP 5.2.4」が公開されています。

PHP 5.2.4では、10点以上のセキュリティ上の問題や120を超える不具合が修正されていて、同梱されているPerl互換正規表現ライブラリであるPCREライブラリはバージョン7.2に更新されています。

PHP 5.2.4はPHP 5系統の最新安定バージョンと位置づけられており、本バージョンへのアップグレードが推奨されています。

[関連]PHP 4のサポート終了時期(FAMLog)

Tag: Apache

Apache HTTP Server 2.2の新機能 (7)

August 30, 2007

Apache HTTP Server 2.2では、認証および承認関連のモジュールが書き直され、以前のバージョンと比べてより容易に認証システムを作成することが可能になっています。

Apache 2.2において認証および承認関連のモジュール名は、次のような命名規則が用いられるようになっています。

・mod_auth_XX:認証の方法を提供するモジュール
・mod_authn_XX:認証バックエンドをサポートするモジュール
・mod_authz_XX:承認(アクセス制御)を提供するモジュール
・mod_authnz_XX:認証と承認(アクセス制御)の両方をサポートするモジュール

ただし、モジュールによっては、バージョン2.0以前との互換性が部分的であったり、互換性がない場合があります。Apache 1.3やApache 2.0からApache 2.2にアップグレードする際には、事前に動作を検証する必要があります。

[参考]Apache 2.2でWebサイトをパフォーマンスアップ!(@IT)

Tag: Apache

FileMaker Pro 9: The Missing Manual

August 29, 2007

書籍「FileMaker Pro 9: The Missing Manual」が米国で発売されています。

同時に、同書の第4章がサンプルのPDFファイル(英語)として公開されており、無償でダウンロードできるようになっています。

この書籍は、Geoff CoffeyとSusan Prosserが執筆した「FileMaker Pro 8: The Missing Manual」のバージョン9対応版です。「FileMaker Pro 8: The Missing Manual」の日本語版は、「FileMaker Pro大全」として翻訳されており、日本語版ではFileMaker Pro 8.5の機能についても追補として掲載されています。

Tag: FileMaker

ClamXav 1.0.8 with ClamAV 0.91.2 backend

August 28, 2007

Mac OS Xで動作するフリーのウィルスチェッカーである「ClamXav 1.0.8 with ClamAV 0.91.2 backend」が公開されています。

ClamXav 1.0.8は2007年6月に公開されていましたが、同梱されているClamAVが今回アップデートされ、ClamAVの最新安定版であるバージョン0.91.2が搭載されるようになっています。

なお、今月中旬にClamAVがSourcefire社に買収されたことが発表されています。Sourcefire社は、Snortというオープンソースの不正侵入検知システム(IDS)で知られる企業です。ClamAVの商標やClamAV.orgのドメインはSourcefire社が取得し、プロジェクトメンバーは同社に雇用されたうえで開発を継続するとのことです。

[関連]OSSのアンチウイルスソフト「ClamAV」をSourcefireが買収(マイコミジャーナル)

Tag: Mac

このページの上へ