FAMLog
FileMaker Pro 9の動作環境
July 25, 2007
Mac版FileMaker Pro 9およびFileMaker Pro 9 Advancedの動作環境は、Mac OS X v10.4.8以降となっています。
Mac版でRAMが256MB以上が要求される点はバージョン8および8.5のときと変わりありません。また、バージョン8.5と同様にUniversalアプリケーションとしてPowerPCベースMacとIntelベースMacの両方に対応しています。
Windows版FileMaker Pro 9およびFileMaker Pro 9 Advancedの動作環境は、Windows XP(Service Pack 2)およびWindows Vistaとなっています。Windows Vistaで動作させる場合には256MB以上ではなく512MB以上のRAMが要求されます。
Mac版ではMac OS X v10.3が、Windows版ではWindows 2000が動作環境の対象外となっている点が注意点と言えます。
アスキー・ドットPC 2007年9月号
July 24, 2007
雑誌「アスキー・ドットPC 2007年9月号」が本日発売されました。
アスキー・ドットPCでは毎号FileMaker(ファイルメーカー)で作られたツールに関する記事が掲載されていますが、今回ツールの開発を担当する機会をいただきました。
最新号(2007年9月号)ではインド式の暗算をゲーム感覚でトレーニングできるシンプルなツール「インド式掛け算ドリル」に関する記事が掲載されており、アスキー・ドットPCのWebサイトからツールをダウンロードできるようになっています。
ClamXav 1.0.8 with ClamAV 0.91.1 backend
July 23, 2007
Mac OS Xで動作するフリーのウィルスチェッカーである「ClamXav 1.0.8 with ClamAV 0.91.1 backend」が公開されています。
ClamXav 1.0.8は2007年6月に公開されていましたが、同梱されているClamAVが今回アップデートされ、ClamAVの最新安定版であるバージョン0.91.1が搭載されるようになっています。
なお、ClamXav 1.0.8は、UniversalアプリケーションとしてIntelベースのMacにも対応しており、Mac OS X v10.3およびv10.4で利用できます。
FileMaker Server 9でカスタムWeb公開機能が利用可能に
July 20, 2007
FileMaker Server 9では新たにカスタムWeb公開機能がサポートされるようになっています。
バージョン7およびバージョン8においてカスタムWeb公開機能はFileMaker Server Advancedのみでサポートされており、これまで通常版のFileMaker ServerではWeb公開機能を利用することができませんでした。
バージョン9では、FileMaker Server Advancedだけでなく通常版のFileMaker ServerでもカスタムWeb公開機能を利用することができるようになっています。FileMaker Server 9では、PHPを使用したカスタムWeb公開機能が新たにサポートされていますが、XMLおよびXSLTを使用したカスタムWeb公開機能も利用できます。
なお、インスタントWeb公開機能およびODBC/JDBC共有機能については、以前のバージョンと同様にFileMaker Server 9 Advancedのみで利用可能な機能となっています。
第25回「FileMaker Fun Night!」イベントレポートが公開
July 19, 2007
セブンズドアが、毎月Apple Store, Ginzaで行っているイベント「FileMaker Fun Night!」のレポートを更新しています。
2007年7月14日に行われた第25回のイベントレポートが追加されており、[フィールド設定]スクリプトステップの基本やFileMakerにおける分離モデルの考察、およびSuperContainerという製品に関する情報などが紹介されています。
次回は、「夏休みDevCon報告Special 2007」というテーマで、2007年8月18日(土)18:00-20:00に同イベントが開催される予定になっています。なお、同イベントは参加費および事前申し込みは共に不要です。
(2007/08/16追記:第26回の開催日時が一部変更になっていたため、「18:00-19:30」から「18:00-20:00」に記述を変更しました。)
(2021/03/07追記:リンク先のページがなくなっていたので、一部のリンクを削除しました。)
リレーションで極めるファイルメーカー7:追加情報その2
July 18, 2007
http://msyk.net/において、書籍「リレーションで極めるファイルメーカー7」の追加分のテキスト(第6章4節)が2007年7月15日に公開されていました。
2006年6月に公開された追加分のテキスト「第6章 リレーションからコンテキストへ」の第4節として「コメントチェーンのデータベース化」が新たに公開されています。リレーションを活用したデータ構造とその設計について実例を交えて解説されています。
なお、すでに公開されていた第6章のテキストについては、今年の5月頃にその内容が一部更新されていたようです。
[参考]「リレーションで極めるファイルメーカー7」第6章4「コメントチェーンのデータベース化」公開(FileMaker Pro 7/8 によるWeb開発覚え書き)
APPLE-SA-2007-07-11 QuickTime 7.2
July 17, 2007
アップルから、セキュリティ脆弱性の修正を含んだ「QuickTime 7.2」が配布されています。
QuickTime 7.2では、QuickTime Playerでのフルスクリーン表示が通常版でもサポートされ、H.264コーデックへのアップデートが行われています。その他、多数の不具合および脆弱性が修正されています。
対象となるOSは、Mac OS X v10.3.9、Mac OS X v10.4.9以降、Windows VistaおよびWindows XP SP2であり、本バージョンよりWindows 2000が動作対象外となっています。
FileMaker Web News:第20回 2007年7月号
July 13, 2007
「FileMaker Web News」第20回目をお届けします。
■FileMaker, Inc.がFileMaker 9 製品ラインを発表
FileMaker 9 製品ラインが2007年7月10日(米国時間)に米国で発表されました。バージョン9では、外部のSQLデータソースに接続して、それらをFileMakerベースのデータであるかのように簡単に統合および連係できるようになっています。サーバー製品ではFileMaker API for PHPの正式版も同梱され、新たにFileMaker Server Advancedだけでなく通常版のFileMaker ServerでもカスタムWeb公開機能がサポートされるようになっています。
[関連]FileMaker 9 製品ライン発表(FAMLog)
■Ruby on RailsとFileMaker ServerをつなぐRfm
米国でFileMaker 9 製品ラインが発表された日に、FileMaker API for PHPのRuby版オープンソースプロジェクトとも言えるRfm(FileMaker API for Ruby)のバージョン1.0が公開されました。今最も注目されているWebアプリケーションフレームワークであるRuby on Railsと連係できることから、今後が楽しみなソフトウェアではないでしょうか。
[関連]Rfm 1.0(FAMLog)
(2008/03/15追記:カテゴリーをBookからNewsに変更しました。)
Rfm 1.0
July 12, 2007
Six Fried Riceが、オブジェクト指向スクリプト言語RubyからFileMaker ServerでホストされているFileMakerデータベースへのアクセスを可能にするオープンソースソフトウェア「Rfm 1.0」を公開しています。
Rfm(FileMaker API for Ruby)は、MITライセンスで提供されるオープンソースソフトウェアです。XMLを使用したカスタムWeb公開機能を利用する前提のソフトウェアであるため、動作環境としてFileMaker Server Advanced(バージョン7もしくはそれ以降)あるいはFileMaker Server 9が必要になります。
同時に、Ruby on RailsとRfmを利用したサンプルサイトも公開されており、そのソースコードもダウンロードできるようになっています。
(2008/03/06追記:Rfmサンプルサイトのリンク先URLを変更しました。)
FileMaker 9 製品ライン発表
July 11, 2007
FileMaker, Inc.が「FileMaker Pro 9」を始めとするFileMaker 9 製品ラインを発表しています(日本語訳)。
米国では「FileMaker Pro 9」、「FileMaker Pro 9 Advanced」、「FileMaker Server 9」および「FileMaker Server 9 Advanced」の販売がすでに開始されています。
ただし、FileMaker 9 製品ラインの各製品について、日本市場での発売、仕様、価格等については現在のところ未定であり、後日報道発表およびファイルメーカー社のWebサイトで詳細が案内されるとのことです。