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Ruby 1.8.7-p302とRuby 1.9.1-p430が公開
August 18, 2010
「Ruby 1.8.7-p302」および「Ruby 1.9.1-p430」が公開されています。
Ruby 1.8.7-p302およびRuby 1.9.1-p430では、Rubyに標準添付されているライブラリの1つであるWEBrickにおけるクロスサイトスクリプティング脆弱性が修正されています。
なお、上記の脆弱性が存在しているバージョンは以下の通りです。
・Ruby 1.8.6-p399とそれ以前のバージョン
・Ruby 1.8.7-p299とそれ以前のバージョン
・Ruby 1.9.1-p429とそれ以前のバージョン
・Ruby 1.9.2 RC2とそれ以前のバージョン
・Ruby 1.9開発版(1.9.3dev)
最大12基のプロセシングコアを持つ新しいMac Proが発表
July 29, 2010
アップルが、「Mac Pro」の新モデルを発表しています。
1GBのメモリーを持つATI Radeon HD 5770 グラフィックスを標準搭載し、オプションで512GBのSSDを選ぶことができるようになっています。クアッドコアモデルでは3GBのメモリーを備え、最大16GBまで拡張できます。8コアモデルでは6GBのメモリーを備え、最大32GBまで拡張可能です。
新しいMac Proは8月より販売が開始されます。標準構成の税込価格は、クアッドコアモデルが228,800円、8コアモデルが328,800円です。
同時にiMacもアップデートされており、iMacの税込価格は、3.06GHz インテル Core i3・21.5インチモデルが118,800円、3.2GHz インテル Core i3・21.5インチモデルが148,800円、3.2GHz インテル Core i3・27インチモデルが168,800円、2.8GHz インテル Core i5・27インチモデルが198,800円となっています。
FileMaker Pro 11の新機能:FileMaker グラフ
May 27, 2010
FileMaker Pro 11では、「FileMaker グラフ」と呼ばれるグラフ作成機能が新機能として追加されています。
レイアウトモードにおいてグラフツールを使用することで、棒グラフ、水平棒グラフ、線グラフ、面グラフおよび円グラフを標準機能でレイアウト上に作成できます。また、GetLayoutObjectAttribute関数を使用すれば、作成したグラフをオブジェクトフィールドに画像ファイルとして保存できます。
インスタントWeb公開機能を利用してグラフをWeb上に公開することも可能です。
JRuby 1.5.0が公開
May 14, 2010
Javaで開発されたRuby処理系である「JRuby 1.5.0」が公開されています。
JRuby 1.5.0は、Ruby 1.8.7-p249と互換性があり、ruby-debugを標準で同梱するようになっています。その他にもさまざまな改善や機能追加、互換性の向上が実現されており、Windows環境への対応も改善されています。
JRubyはトリプルライセンス(CPL/GPL/LGPL)のもとで公開されているオープンソースソフトウェアであり、JavaとRubyがお互いのクラスやライブラリ等にアクセスすることを可能にします。
Ruby 1.8.7-p249 & Ruby 1.9.1-p378
January 12, 2010
Ruby 1.8.7-p249およびRuby 1.9.1-p378が公開されています。
Ruby 1.8.7-p249およびRuby 1.9.1-p378では、Rubyに標準添付されているライブラリの1つであるWEBrickにおけるエスケープシーケンス挿入の脆弱性が修正されています。
攻撃者が悪意のあるエスケープシーケンスをログに挿入することが可能だったため、ログを閲覧する際に端末エミュレーターで危険な制御文字を実行される危険があったとのことです。
RubyでSHA-256メッセージダイジェストを生成する
November 27, 2009
Rubyには標準でメッセージダイジェストライブラリが同梱されており、SHA-256メッセージダイジェストを生成することが可能です。
RubyでSHA-256メッセージダイジェストを生成するには、Digest::SHA256クラスを使用します。
[記述例]
require 'digest/sha2'
puts Digest::SHA256.hexdigest('sample_string')
なお、ScriptMasterとJRubyを利用することで、RubyでFileMaker Proの機能を拡張することが可能であり、一例としてFileMaker ProでSHA-256メッセージダイジェストを生成することもできます。
RubyGemsのバージョン確認方法
October 19, 2009
Rubyのパッケージ管理ツールであるRubyGemsのバージョンを確認する方法の1つにgemコマンドを使用する方法があります。
gemコマンドで-vオプションを使用することで、RubyGemsのバージョンを確認できます。Mac OS X v10.6.1では、RubyGemsのバージョン情報は次のように表示されます。
[実行例]
$ gem -v
1.3.1
RubyGemsはMac OS X LeopardおよびMac OS X Snow Leopardには最初から組み込まれており、標準でgemコマンドを使用できます。なお、Mac OS X Leopardに同梱されているRubyGemsはバージョンが古いため、最新安定版のRailsを利用する場合にはRubyGemsのバージョンを更新する必要があります。
第51回「FileMaker Fun Night!」イベントレポートが公開
October 08, 2009
セブンズドアが、毎月Apple Store, Ginzaで行っているイベント「FileMaker Fun Night!」のレポートを更新しています。
2009年9月12日に行われた第51回のイベントレポートが追加されており、FileMaker Server用のプラグインであるSafetyNet、および標準機能だけで実現する画像とHTML処理に関する情報などが紹介されています。
次回は、「スクリプト引数自由自在」というテーマで2009年10月10日(土)18:00-19:30に同イベントが開催される予定になっています。なお、同イベントは参加費および事前申し込みは共に不要です。
第50回「FileMaker Fun Night!」イベントレポートが公開
September 04, 2009
セブンズドアが、毎月Apple Store, Ginzaで行っているイベント「FileMaker Fun Night!」のレポートを更新しています。
2009年8月22日に行われた第50回のイベントレポートが追加されており、FileMaker Developer Conference 2009で行われたセッションに関する技術情報などが紹介されています。
次回は、「標準機能だけで実現する画像&HTML処理」というテーマで2009年9月12日(土)18:00-19:30に同イベントが開催される予定になっています。なお、同イベントは参加費および事前申し込みは共に不要です。
Mac OS X Snow LeopardではJava SE 6が標準に
September 02, 2009
Mac OS X Snow LeopardではJava SE 6が標準で利用されるようになり、J2SE 5.0およびJ2SE 1.4.2は同梱されていません。
Javaに依存するソフトウェアを利用している場合には、Mac OS X Snow Leopardへのアップグレードは事前に確認してから行うように注意する必要があります。
なお、Mac OS X Snow Leopard(バージョン10.6)では、JDKソフトウェアのバージョン情報は次のように表示されます。
$ java -version
java version "1.6.0_15"
Java(TM) SE Runtime Environment (build 1.6.0_15-b03-219)
Java HotSpot(TM) 64-Bit Server VM (build 14.1-b02-90, mixed mode)