FAMLog
Mac OS X LeopardはRubyCocoaを標準搭載
June 27, 2008
Mac OS X Leopardには、RubyCocoaが搭載されています。
RubyCocoaは、RubyとObjective-Cのブリッジであり、Mac OS Xのアプリケーションを開発するためのフレームワークです。RubyでMac OS X用のアプリケーションを開発したり、Cocoaフレームワークを利用したRubyプログラムを開発することができます。
RubyCocoaのライセンスは、RubyライセンスまたはLGPLのデュアルライセンスです。
FileMaker 実践データベースシステム
June 25, 2008
FileMakerの導入事例やインタビュー、カスタマイズ手法を紹介した書籍「FileMaker 実践データベースシステム」が2008年6月中旬に発売されています。
FileMakerを選択する理由やFileMakerによるシステムの提案方法、FileMakerとAccessの違い、カスタマイズから運用や保守に関する話題まで、幅広い内容を取り扱っている書籍です。
開発現場の参考になる内容構成となっていて、FileMakerに関わる開発者や利用者のインタビューもあり、読みやすくなるよう工夫されています。
定価:3,675円(税込)
サイズ:B5変型
ページ数: 512
著者:大川 泰典、荒木 祐二
監修:FileMakerPro Kyushu Users Meeting
出版社:秀和システム
ISBN:978-4-7980-1989-5[Amazon.co.jpで購入...]
MacRuby 0.2
June 24, 2008
Objective-CベースのRuby実装であるMacRubyの新バージョン「MacRuby 0.2」が2008年6月上旬に公開されています。
MacRubyは、Ruby 1.9をベースとしており、RubyからMac OS XおよびObjective-Cの機能を利用することができます。MacRubyでは、すべてのRubyのクラスおよびオブジェクトは、Objective-Cのクラスおよびオブジェクトとなっていることで、RubyCocoaより処理速度が向上します。
MacRubyの動作環境はMac OS X v10.5.2以降となっています。なお、現段階ではMacRubyは実験的なプロジェクトであり、実運用を行うアプリケーションを開発する際にはMacRubyではなくRubyCocoaを利用することが推奨されています。
Mac OS X LeopardはRuby on Railsを標準搭載
June 17, 2008
Mac OS X LeopardおよびMac OS X Server Leopardには、Ruby on Railsが搭載されています。
Mac OS X v10.5.3に標準搭載されているRuby on Railsのバージョンは1.2.6であり、Ruby用のWebサーバー兼HTTPライブラリであるMongrelや、Ruby製のアプリケーションデプロイメントツールであるCapistranoもMac OS X Leopardには標準で組み込まれています。
RubyGemsも標準で同梱されているため、RubyやRubyGemsを別途インストールすることなく、Rfmを容易にインストールすることも可能です。
Mac OS X Leopardはアプリケーション・ファイアウォールを搭載
June 12, 2008
Mac OS X Leopardでは、アプリケーション・ファイアウォールと呼ばれる技術が新たに導入されています。
アプリケーション・ファイアウォールでは、ネットワーク接続をポートごとではなく、アプリケーションごとに制御できます。[システム環境設定]アプリケーションにおいて、[セキュリティ]の[ファイアウォール]タブ内で、アプリケーション・ファイアウォールの動作モードを設定することができます。
なお、従来と同様、パケットフィルタリング機能を持つipfwを利用することも可能であり、アプリケーション・ファイアウォールはipfwで設定したルールを優先します。
[関連]APPLE-SA-2007-11-15 Mac OS X v10.5.1 Update(FAMLog)
Mongrelのバージョン確認方法
June 09, 2008
Rubyで記述されたWebサーバーであるMongrelのバージョンを確認する方法の1つにmongrel_railsコマンドを使用する方法があります。
mongrel_railsコマンドで--versionオプションを使用することでバージョンを確認することが可能であり、Mac OS X v10.5.3ではMongrelのバージョン情報は次のように表示されます。
$ mongrel_rails --version
Mongrel Web Server 1.1.4
[関連]Security Update 2008-003 and Mac OS X v10.5.3(FAMLog)
Macy'sがFileMaker Pro 9を採用
May 30, 2008
FileMaker, Inc.が、Macy's Parade & Entertainment Groupにより、ニューヨーク市で開催されるMacy's Thanksgiving Day Paradeの情報システムを管理するためのデータベースソフトウェアプラットフォームとしてFileMaker Pro 9が採用されたと発表しています。
メイシーズ(Macy's)はニューヨークに本拠をおく全米最大級の百貨店チェーンであり、Macy's Thanksgiving Day Paradeは何百万人もの観衆や何千万人ものテレビ視聴者を誇る感謝祭パレードです。
もともとMicrosoft Accessで構築されていた、Macy'sのパレードデータベースは、FileMaker Proの導入により時間のかかるタスクが短縮され、利用者のニーズによりよく応えられるようになったとのことです。将来的には、パレードにボランティアが参加するためのオンライン登録をできるようにするなど、Webとの連動も予定されているようです。
データベースアップロードアシスタント利用時の注意点 (3)
May 23, 2008
FileMaker Serverでデータベースをホストする場合、データベースのファイル名はサーバー内で固有である必要があります。
そのため、FileMaker Server 9のデータベースアップロードアシスタントを用いて、サーバー上にすでにあるデータベースファイルと同じ名前のファイルをアップロードしようとしても、転送したり上書きすることはできません。
ホストされるファイルを、同じファイル名を持つ別のファイルで置き換える場合には、ホストされているファイルを閉じてから削除し、その後で新しいファイルをアップロードする必要があります。
FileMaker Pro 9がCODiE賞を受賞
May 22, 2008
FileMaker, Inc.が、サンフランシスコで開催されたSoftware & Information Industry Association(SIIA、米国ソフトウェア情報産業協会)の2008年CODiE賞の表彰式にて、FileMaker Pro 9がベスト・データベース・マネジメントソリューションに選ばれたと発表しています。
CODiE賞は、SIIAによって毎年授与されています。本年度のCODiE賞には、全体で1000を上回る応募がありました。
なお、FileMaker Pro 7やFileMaker Pro 6 Unlimitedなど、過去にもFileMaker製品は数多くCODiE賞を受賞しています。
[関連]FileMaker Pro 9 Wins A 2008 CODiE Award(FileMaker Addict)
PyFileMaker 2.5
May 21, 2008
オブジェクト指向スクリプト言語PythonからFileMaker ServerでホストされているFileMakerデータベースへのアクセスを可能にするオープンソースソフトウェア「PyFileMaker 2.5」が公開されています。
PyFileMaker 2.5は、修正BSDライセンスで提供されるPythonモジュールです。要求されるPythonのバージョンは2.4以降となっています。
XMLを使用したカスタムWeb公開機能を利用する前提のソフトウェアであり、動作にはFileMaker Server Advanced(バージョン7もしくはそれ以降)あるいはFileMaker Server 9が必要です。