FAMLog
Phusion Passenger 2.0.1
July 01, 2008
RubyおよびRuby on Railsで構築されたWebアプリケーションを運用するためのApacheモジュール「Phusion Passenger 2.0.1」が公開されています。
Passenger 2.0では、Rackを新たにサポートすることで、Ruby on Rails以外のRubyのフレームワークにも対応しています。
さらに、Python WSGIもサポートすることで、Pythonで実装されたWebアプリケーションフレームワークであるDjangoを動作させることも可能となっています。
[関連]Passenger(mod_rails for Apache)(FAMLog)
FileMaker Web News:第31回 2008年6月号
June 16, 2008
「FileMaker Web News」第31回目をお届けします。
■FileMaker ServerへアクセスするためのPythonモジュール
オブジェクト指向スクリプト言語PythonからFileMaker Serverへのアクセスを可能にするオープンソースソフトウェアであるPyFileMaker 2.5が2008年5月下旬に公開されました。PyFileMakerは、Rfmと同様、XMLを使用したカスタムWeb公開機能を内部的に利用しています。
[関連]PyFileMaker 2.5(FAMLog)
■Ruby 1.8.7が登場
オブジェクト指向スクリプト言語Rubyの最新安定版となるRuby 1.8.7が2008年6月上旬に公開されました。次世代版Ruby 1.9の機能の一部がRuby 1.8でも利用できるようになっており、現時点の最新バージョンはバージョン1.8.7-p17です。
[関連]Ruby 1.8.7(FAMLog)、Ruby 1.8.7-p17(FAMLog)
PyFileMaker 2.5
May 21, 2008
オブジェクト指向スクリプト言語PythonからFileMaker ServerでホストされているFileMakerデータベースへのアクセスを可能にするオープンソースソフトウェア「PyFileMaker 2.5」が公開されています。
PyFileMaker 2.5は、修正BSDライセンスで提供されるPythonモジュールです。要求されるPythonのバージョンは2.4以降となっています。
XMLを使用したカスタムWeb公開機能を利用する前提のソフトウェアであり、動作にはFileMaker Server Advanced(バージョン7もしくはそれ以降)あるいはFileMaker Server 9が必要です。
FileMaker Web News:第29回 2008年4月号
April 15, 2008
「FileMaker Web News」第29回目をお届けします。
■Windows版Safariの正式版が公開
Safari 3.1が2008年3月中旬に公開されました。Windows版のSafariは、ベータ版として2007年6月から公開されていましたが、Safari 3.1で初めて正式版となり、メニューも日本語化されています。
[関連]Safari 3.1(FAMLog)
■Railsアプリケーションのための新しいApacheモジュールが登場
Ruby on Railsで構築されたWebアプリケーションを運用するためのApacheモジュールであるPassengerが2008年4月に公開されました。Ruby on Railsアプリケーションの設置や運用がより容易になることから、今後の動向が注目されるソフトウェアです。
[関連]Passenger(mod_rails for Apache)(FAMLog)
Passenger(mod_rails for Apache)
April 14, 2008
Ruby on Railsで構築されたWebアプリケーションを運用するためのApacheモジュール「Passenger(mod_rails for Apache)」が公開されています。
事前に必要なインストール作業や設定をしておけば、MongrelやWEBrickを起動させることなく、業界標準のWebサーバーであるApache HTTP ServerでRuby on Railsを利用できるようになります。
PassengerのライセンスはGPLバージョン2であり、オープンソースとして公開されているソフトウェアです。POSIX準拠のOSで動作するため、Mac OS Xでの動作もサポートされています。
なお、PassengerはWindowsでは動作しません。
Ruby on Rails 2.0
December 10, 2007
Rubyで記述されたオープンソースのWebアプリケーションフレームワーク「Ruby on Rails 2.0」が公開されています。
Rails 2.0では、RailsのコアライブラリであるAction PackのResourcesやMultiviewの改良や機能追加が行われ、Basic認証を扱うための新しいモジュールの追加および例外処理の強化など、数多くの機能が追加・改良されています。また、セッションがCookieに保存される仕組みが新たに導入され、デフォルトでその仕組みを利用するように変更されています。
なお、バージョン2.0が公開された直後に問題が発覚したため、現時点では修正版としてバージョン2.0.1が公開されています。
Apache HTTP Server 2.2の改善点 (1)
September 03, 2007
Apache HTTP Server 2.2では、設定ファイル(httpd.conf)の簡素化とモジュール化が行われ、より分かりやすく設定できるように工夫されています。
設定ファイルと同じディレクトリにあるextraディレクトリの下には、必要な機能のみ利用できるように分離された設定ファイルがあらかじめ用意されるようになっています。これにより、任意の設定ファイルを読み込むことで、必要な機能のみ有効にすることもできます。
さらにconfigureスクリプト実行時に指定したオプションが反映された形で設定ファイルが作成されるように改良されている部分もあり、以前より使いやすく洗練されたバージョンとして仕上がっていると言えます。
Apache HTTP Server 2.2の新機能 (7)
August 30, 2007
Apache HTTP Server 2.2では、認証および承認関連のモジュールが書き直され、以前のバージョンと比べてより容易に認証システムを作成することが可能になっています。
Apache 2.2において認証および承認関連のモジュール名は、次のような命名規則が用いられるようになっています。
・mod_auth_XX:認証の方法を提供するモジュール
・mod_authn_XX:認証バックエンドをサポートするモジュール
・mod_authz_XX:承認(アクセス制御)を提供するモジュール
・mod_authnz_XX:認証と承認(アクセス制御)の両方をサポートするモジュール
ただし、モジュールによっては、バージョン2.0以前との互換性が部分的であったり、互換性がない場合があります。Apache 1.3やApache 2.0からApache 2.2にアップグレードする際には、事前に動作を検証する必要があります。
[参考]Apache 2.2でWebサイトをパフォーマンスアップ!(@IT)
mod_dosdetector v0.2
August 06, 2007
DoS攻撃を検知するApacheモジュール「mod_dosdetector v0.2」が公開されています。
mod_dosdetectorは、オープンソースとして公開されている、Apache HTTP Server 2.2用のモジュールです。mod_rewriteと共に使用されるように設計されています。
バージョン0.2では、共有メモリー周りの安定性が増し、DoS判定の閾値が2段階になるように変更されています。
[関連]mod_dosdetector v0.2(とあるはてな社員の日記)
Apache HTTP Server 2.2の新機能 (6)
July 30, 2007
Apache HTTP Server 2.2には、SQLデータベース接続をサポートするmod_dbdと呼ばれるモジュールが新たに追加されています。
mod_dbdは、apr_dbdフレームワークを利用してSQLデータベース接続の管理を行い、ApacheをマルチスレッドMPMで動作させた場合にはコネクションプーリング機能をサポートします。
なお、標準で配布されているWindows版のApacheには、mod_dbdの機能は含まれていません。