FAMLog
Ruby on Rails 2.3.5
December 01, 2009
Rubyで記述されたオープンソースのWebアプリケーションフレームワーク「Ruby on Rails 2.3.5」が公開されています。
Rails 2.3.5では、Internet Explorerに影響を与える、strip_tagsメソッドのクロスサイトスクリプティング(XSS)脆弱性が修正されています。また、HTMLエスケープを自動的に行うRailsXssプラグインに対応しています。
その他、XMLパーサーのNokogiriやRuby 1.9系との互換性も改善されています。
Mac OS X Snow Leopardに対応したStopFold 0.4.1
October 14, 2009
Mac OS X Snow Leopardに搭載されているApple純正メールソフトMail 4.0の行自動折り返しを無効にするプラグイン「StopFold 0.4.1」が2009年9月に公開されています。
バージョン0.4ではMac OS X v10.6に、バージョン0.4.1ではMac OS X v10.6.1に対応しています。なお、StopFold 0.4およびStopFold 0.4.1はMac OS X Snow Leopard専用のバージョンとなっています。
Mac OS X v10.4 TigerおよびMac OS X v10.5 LeopardでStopFoldを利用する場合には、StopFold 0.3を使用する必要があります。
[関連]Mac OS X LeopardでStopFold 0.3を使用する(FAMLog)
Mac OS X LeopardでStopFold 0.3を使用する
July 07, 2009
Apple純正メールソフトMailの行自動折り返しを無効にするプラグイン「StopFold」をMac OS X Leopardで利用するには、ターミナルで以下のコマンドを実行する必要があります。
defaults write com.apple.mail EnableBundles YES
defaults write com.apple.mail BundleCompatibilityVersion 3
上記以外については、インストール方法はMac OS X v10.4のときと違いはありません。
StopFoldが適切にインストールされているかを確認するには、「コンソール」アプリケーションを起動して、Mailを起動した後に「StopFold: Ready.」というメッセージがコンソールメッセージに表示されていることを確認します。
[関連]StopFold 0.3(FAMLog)
Mac OS X LeopardでMailのインラインプレビュー機能を無効にする
July 06, 2009
Mac OS X LeopardにおいてMailで添付ファイルのインラインプレビュー機能を無効にするには、ターミナルで次のように入力します。
defaults write com.apple.mail DisableInlineAttachmentViewing -bool true
上記コマンドを実行後にMailを再起動することで、メールに添付された画像ファイルやPDFファイルの内容を自動的に表示する機能を無効にできます。
なお、元の状態に戻す場合には、ターミナルで次のように入力した後にMailを再起動します。
defaults delete com.apple.mail DisableInlineAttachmentViewing
FileMaker Server 10の新機能:保持するバックアップの最大数オプション
June 04, 2009
FileMaker Server 10では、バックアップスケジュールにおいて[保持するバックアップの最大数]オプションを新たに指定できるようになっています。
バージョン10では、バックアップスケジュールが実行されるたびに、バックアップフォルダ内に新しいサブフォルダを作成するように仕様が変更されています。サブフォルダ内にデータベースのバックアップファイルが保存され、サブフォルダの名前はスケジュール名とタイムスタンプを組み合わせたものになります(例:DailyBackup_2009-06-04_1800)。
バックアップの合計数が設定した最大数に達すると、バックアップフォルダ内にある最も古いバックアップサブフォルダが自動的に削除され、1つのバックアップスケジュールで複数世代のバックアップを保持できます。
FileMaker Pro 10の新機能:レイアウトオブジェクト挿入時のタブ順設定
May 22, 2009
FileMaker Pro 10では、レイアウトモードにおいて新しいレイアウトオブジェクトを挿入した際に、自動的にタブ順設定の番号がつけ直されるようになっています。
これまではレイアウトオブジェクトを追加した後に手動でタブ順設定を調整し直す必要がありましたが、バージョン10ではタブ順設定が自動調整されるように改善されています。
追加したレイアウトオブジェクトの位置を考慮してタブ順が再設定されるようになったため、調整の手間がかなり軽減されます。
FileMaker Pro 10の新機能:保存済み検索
January 30, 2009
FileMaker Pro 10では、任意の検索条件を保存できるようになり、保存済みの検索条件を用いて検索を実行できる機能が追加されています。
任意の検索条件を保存できるだけでなく、検索モードで指定した条件が「最近使った検索」として一時的に自動保存され、それぞれステータスツールバーやメニューなどを使用して素早くレコードを検索できます。
保存済みの検索条件を編集することも可能であり、スクリプトを作らなくても複雑な条件の検索を手軽に実行できます。
FileMaker Pro 10の新機能:スクリプトトリガ
January 27, 2009
FileMaker Pro 10では、スクリプトトリガと呼ばれる機能が新機能として追加されています。
この機能により、ユーザーまたはスクリプトによるフィールドの入力、変更、終了時、キー入力、フィールド修正、レコード確定などの特定のイベント発生時に、任意のスクリプトを実行するよう指定できます。
開発者は、決まった種類の出来事が発生した際に自動的に任意の処理が行われるように指定できるので、より自然な形で利用者が使いやすいようにデータベースを作ることが可能になっています。
第42回「FileMaker Fun Night!」イベントレポートが公開
January 08, 2009
セブンズドアが、毎月Apple Store, Ginzaで行っているイベント「FileMaker Fun Night!」のレポートを更新しています。
2008年12月20日に行われた第42回のイベントレポートが追加されており、FileMakerにおける入力値の自動化や索引、およびFileMaker ServerのAuto Update機能に関する情報などが紹介されています。
次回は、「FileMaker 10のすべて~最新版新機能を一挙解説~」というテーマで2009年1月24日(土)17:30-19:30に同イベントが開催される予定になっています。なお、同イベントは参加費および事前申し込みは共に不要です。
(2009/01/13追記)次回のテーマが「FileMaker最新情報!」から「FileMaker 10のすべて~最新版新機能を一挙解説~」に更新されていました。
fmservicewrapperd
August 29, 2008
Mac版FileMaker Server 9ではlaunchdを利用してデーモンを起動するように変更されましたが、これに伴い「fmservicewrapperd」というデーモンが新たに追加されています。
fmservicewrapperdの正式名称は不明ですが、最初にlaunchdがfmservicewrapperdを起動します。その後fmservicewrapperdが、FileMaker Server、FileMaker Server Helper、Web公開エンジン、およびAdmin Consoleサーバー用のTomcatを起動します。FileMaker Server(データベースサーバー)とWeb公開エンジンについては自動起動設定の内容に応じて起動されます。
なお、fmservicewrapperdは下記の場所にあります。
/Library/FileMaker Server/Common/service-wrapper/fmservicewrapperd
(2010/04/22追記:Mac版FileMaker Server 11では、FileMaker Server 9で導入されたfmservicewrapperdが不要になり、FileMaker Server関連デーモンの起動プロセスについて最適化が行われています。)