FAMLog
FileMaker 12 製品ラインが登場
April 05, 2012
ファイルメーカー社が、FileMaker 12 製品ラインを2012年4月10日から日本国内で販売を開始すると発表しています。
米国では「FileMaker Pro 12」、「FileMaker Pro 12 Advanced」、「FileMaker Server 12」および「FileMaker Server 12 Advanced」の販売がすでに開始されています。「FileMaker Go 12 for iPhone」と「FileMaker Go 12 for iPad」についてはiTunes App Storeから無料で入手可能です。
FileMaker 12 製品ラインの各製品は、日本国内では以下の価格にて販売されます。各製品の価格およびアップグレード版の価格は従来のバージョン11と同じです。
・FileMaker Pro 12:税込39,990円
・FileMaker Pro 12 Advanced:税込60,900円
・FileMaker Server 12:税込134,400円
・FileMaker Server 12 Advanced:税込399,000円
なお、バージョン12ではデータファイルフォーマットが変更されているので注意が必要です。
Ruby on Rails 3.2.3が公開
April 04, 2012
Rubyで記述されたオープンソースのWebアプリケーションフレームワーク「Ruby on Rails 3.2.3」が公開されています。
Rails 3.2.3では、config.active_record.whitelist_attributesのデフォルト値がtrueに変更されています。この変更はバージョン3.2.3で新たに生成されたアプリケーションのみに適用されます。
バージョン3.2.3では、:remote => trueが指定されたform_tagヘルパーメソッドでauthenticity_tokenの出力を調整するオプション(config.action_view.embed_authenticity_token_in_remote_forms)も追加されています。
プログラミング言語Rubyが国際規格として承認
April 03, 2012
Rubyが国際規格ISO/IEC 30170として承認されたと独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が発表しています。
Rubyは、1993年にまつもとゆきひろ氏により発案され、開発が開始された、日本発のプログラミング言語です。日本発のプログラミング言語が国際規格になったのは今回が初めてです。
Rubyは2011年3月にJIS規格化が完了し、同時に日本工業標準調査会を通じてISO/IEC JTC 1へ国際規格案として提案されている状況でした。ISO/IEC JTC 1において行われた国際規格承認のための最終投票が2012年3月31日に締め切られ、その結果国際規格ISO/IEC 30170として承認されたとのことです。
[関連]プログラミング言語Rubyの技術規格書がJIS規格に(FAMLog)
ClamXav 2.2.4が公開
April 02, 2012
Mac OS Xで動作するフリーのウィルスチェッカーである「ClamXav 2.2.4」が公開されています。
バージョン2.2.4では、同梱されているClamAVがアップデートされ、ClamAVの最新安定版であるバージョン0.97.4が搭載されるようになっています。
ClamXavはバージョン2.2でOS X Lionに対応しており、バージョン2.2.4はMac OS X v10.5以降に対応しています。なお、Mac OS X v10.4.11を利用している場合には、ClamXav 2.2.1を使用する必要があります。
JK 1.2.35が公開
March 30, 2012
WebサーバーとTomcatの接続に使用されるコネクター「JK 1.2.35」が公開されています。
JK 1.2.35ではJK 1.2.33で見つかった不具合が修正されています。JK 1.2.33は2012年3月中旬に公開されていましたが、バージョン1.2.33には安定性に関わる問題が見つかっていたため、JK 1.2.33の使用は推奨されていない状態になっていました。
JK 1.2.35はApache HTTP Server 1.3系統でコンパイルできないことが判明しているため、パッチを適用する必要があるとのことです。なお、JK 1.2はバージョン1.2.31以降でApache HTTP Server 2.4に対応しています。
Actual ODBC Driver for Open Source Databasesのバージョンを確認する
March 29, 2012
Actual ODBC Driver for Open Source Databasesのバージョンを確認する方法の1つにdefaultsコマンドを使用する方法があります。
[実行例]
$ defaults read "/Library/ODBC/Actual Open Source Databases.bundle/Contents/Info" CFBundleShortVersionString
(実際には1行で入力します)
[実行結果]
3.0.24
FileMaker Proの外部SQLデータソース(ESS)でサポートされているMac OS X用のODBCドライバは、Actual Technologiesによって作成されたものです。なお、Actual ODBC Driver for Open Source DatabasesはMySQL用のODBCドライバです。
OS X Lionで利用する場合には、2011年7月以降に更新されたActual ODBC Driverを使用しなければならないので注意が必要です。
[関連]FileMakerのESSでサポートされているMac OS X用ODBCドライバ(FAMLog)
OS X LionおよびMac OS X Snow Leopard用ソフトウェア・アップデート証明書の有効期限
March 28, 2012
AppleがOS X LionおよびMac OS X Snow Leopard用のアップデートに署名を行った証明書が、2012年3月23日に有効期限切れとなっています。
ソフトウェア・アップデート・サーバーの管理やNetRestoreイメージの作成等に影響が出るため、Appleから2019年に有効期限切れとなる新しい証明書で署名されたソフトウェア・アップデートが再提供されています。そのため、アップデートファイルのSHA-1ハッシュ値が変更され、当初の値と異なっています。
ソフトウェア・アップデート・サーバーを管理している場合など、古いアップデートを削除してAppleからアップデートを再度ダウンロードしなければならないので注意が必要です。
[関連]Mac OS X Server:ソフトウェア・アップデート証明書の有効期限(Apple)
CakePHP 2.1.1とCakePHP 1.3.15が公開
March 27, 2012
CakePHP 2.1.1とCakePHP 1.3.15が公開されています。
CakePHPは、PHP用のWebアプリケーションフレームワークです。CakePHP 2.1.1はCakePHP 2.1系統の保守リリース、CakePHP 1.3.15はCakePHP 1.3系統の保守リリースです。CakePHP 2.1.1では.htaccessが更新されているため、アップデート時には該当ファイルの置き換えが必要です。
なお、バージョン2.1系統にバージョンアップを行う際には、移行ガイドで各種変更点を確認してから移行作業を行う必要があります。
OS X Lionではsayコマンドで日本語の読み上げが可能
March 26, 2012
Mac OS Xにはテキストを読み上げるsayコマンドが用意されており、OS X Lionでは日本語の読み上げに対応しています。
OS X Lionでは、-vもしくは--voiceオプションで「Kyoko」を指定することで日本語の読み上げが可能です。オプションで音声を指定していない場合には、システム環境設定の[スピーチ]で設定されているシステムの声が使用されます。
[使用例]
$ say 'hello'
$ say -v Kyoko 'こんにちは'
なお、Mac版のFileMaker Proには[読み上げ]スクリプトステップが用意されていますが、現時点では日本語の読み上げには対応していない模様です。
[関連]OS X版FileMaker Pro 12では[読み上げ]スクリプトステップで日本語の読み上げが可能(FAMLog)
(2012/03/27追記:日本語の読み上げは、事前にシステム環境設定の[スピーチ]で日本語読み上げ用の声(Kyoko)をダウンロードしておく必要があります。)
(2012/11/17追記:関連記事へのリンクを追加しました。)
INTER-Mediator 1.0.9が公開
March 23, 2012
新居雅行氏がFileMaker ServerおよびPDO対応のWebアプリケーションフレームワーク「INTER-Mediator 1.0.9」を公開しています。
INTER-Mediatorは、MITライセンスで提供されるオープンソースソフトウェアです。「簡単」と「拡張性」を兼ね備えたWebアプリケーションフレームワークであり、HTMLページの要素として情報を加えるだけでデータベース連動ページを作成できます。
バージョン1.0.9では、認証機能の不具合が修正されており、サンプルサイトに編集機能が付加されています。