FAMLog
Mac OS X LeopardはUNIX 03標準規格に準拠
May 28, 2008
Mac OS X LeopardおよびMac OS X Server Leopardは、UNIX 03標準規格登録製品です。
IntelベースMacで動作するMac OS X Leopardは、2007年5月にUNIX 03の認定を受けていて、既存のすべてのUNIX 03準拠コードをコンパイルして実行することができます。
なお、UNIXはThe Open Groupの登録商標です。
[関連]Mac OS X Leopardが正式な「UNIX」に認定(マイコミジャーナル)
Mac OS X LeopardではNetInfoが廃止
May 27, 2008
Mac OS X LeopardではNetInfoが廃止されており、「NetInfo マネージャ」アプリケーションが含まれなくなっています。
Mac OS X v10.4 Tigerまでに含まれていたNetInfo マネージャで使用できていたいくつかの高度な機能は、コマンドラインユーティリティdsclで代替することができます。
例えば、dsclコマンドを使用することで、fmsadminグループに任意のユーザーを追加することができます。
[関連]Mac OS X 10.5: 以前「NetInfo マネージャ」にあったいくつかの機能の代わりにコマンドラインユーティリティ "dscl" を使用してください(アップル)
Mac OS X LeopardではClassic環境は非サポート
May 26, 2008
Mac OS X LeopardではClassic環境がサポートされなくなっています。
IntelベースMacでは従来からClassic環境はサポートされていませんでしたが、Mac OS X v10.4 TigerまではPowerPCベースMacでClassic環境は動作可能でした。
Mac OS X Leopardでは、PowerPCベースMacにおいてもClassic環境が動作しなくなっているので注意が必要です。
[関連]Do Classic applications work with Mac OS X 10.5 or Intel-based Macs?(Apple)
データベースアップロードアシスタント利用時の注意点 (3)
May 23, 2008
FileMaker Serverでデータベースをホストする場合、データベースのファイル名はサーバー内で固有である必要があります。
そのため、FileMaker Server 9のデータベースアップロードアシスタントを用いて、サーバー上にすでにあるデータベースファイルと同じ名前のファイルをアップロードしようとしても、転送したり上書きすることはできません。
ホストされるファイルを、同じファイル名を持つ別のファイルで置き換える場合には、ホストされているファイルを閉じてから削除し、その後で新しいファイルをアップロードする必要があります。
FileMaker Pro 9がCODiE賞を受賞
May 22, 2008
FileMaker, Inc.が、サンフランシスコで開催されたSoftware & Information Industry Association(SIIA、米国ソフトウェア情報産業協会)の2008年CODiE賞の表彰式にて、FileMaker Pro 9がベスト・データベース・マネジメントソリューションに選ばれたと発表しています。
CODiE賞は、SIIAによって毎年授与されています。本年度のCODiE賞には、全体で1000を上回る応募がありました。
なお、FileMaker Pro 7やFileMaker Pro 6 Unlimitedなど、過去にもFileMaker製品は数多くCODiE賞を受賞しています。
[関連]FileMaker Pro 9 Wins A 2008 CODiE Award(FileMaker Addict)
PyFileMaker 2.5
May 21, 2008
オブジェクト指向スクリプト言語PythonからFileMaker ServerでホストされているFileMakerデータベースへのアクセスを可能にするオープンソースソフトウェア「PyFileMaker 2.5」が公開されています。
PyFileMaker 2.5は、修正BSDライセンスで提供されるPythonモジュールです。要求されるPythonのバージョンは2.4以降となっています。
XMLを使用したカスタムWeb公開機能を利用する前提のソフトウェアであり、動作にはFileMaker Server Advanced(バージョン7もしくはそれ以降)あるいはFileMaker Server 9が必要です。
データベースアップロードアシスタント利用時の注意点 (2)
May 20, 2008
Mac版のFileMaker Serverでは、データベースアップロードアシスタントにより、アップロードしたデータベースファイルのオーナーがfmserverに自動的に設定されます。
データベースファイルのオーナーとグループにはいずれも読み取りと書き込みアクセス権が設定され、その他のユーザーには読み取りアクセス権のみ付与されるよう調整されます。
旧バージョンのMac版FileMaker Serverでホストされるすべてのデータベースファイルは、通常fmsadminグループが読み書きできるようにアクセス権を変更する必要がありましたが、データベースアップロードアシスタントによりその作業を行う必要がなくなりました。
ただし、データベースを手動でアップロードする場合、旧バージョンと同様に所有権とアクセス権を別途設定する必要があります。
Factory's FileMaker Plug-in 2
May 19, 2008
有限会社ファクトリーが2008年5月16日に「Factory's FileMaker Plug-in 2」の販売を開始しています。
Factory's FileMaker Plug-in 2は、FileMaker Proが標準でサポートする画像管理やファイル操作などの機能を拡張し、様々な要求に応じた画像データベースの構築を可能にするFileMaker Pro専用プラグインです。FileMaker Pro 7以降のプラグイン形式および関数書式に完全対応し、FTPを利用したファイルのアップロードやダウンロード、Exif情報の取得などといった新機能が追加されています。
価格は、ノンパッケージ版が税込17,640円、パッケージ版が税込20,790円(Mac OS X版、Windows版共通)です。サイトライセンスパッケージやランタイムアプリケーションライセンスは現在準備中とのことです。
Factory's FileMaker Plug-in 2は、Mac OS X v10.4.x、10.5.x(Mac OS X版)、Windows 2000、XP、Vista(Windows版)で動作し、FileMaker ProおよびFileMaker Pro Advancedのバージョン8.5以上に対応しています。
Cyberduck 3.0
May 16, 2008
Mac OS Xで動作するオープンソースのSFTP/FTPクライアントソフトウェア「Cyberduck 3.0」が公開されています。
バージョン3.0では、WebDAVとAmazon S3に新たに対応しています。Mac OS X LeopardのQuick Lookもサポートされるようになり、その他にも数多くの新機能が追加されています。
Cyberduck 3.0のライセンスはGPLバージョン2であり、Mac OS X v10.4以降で動作します。
FileMaker Web News:第30回 2008年5月号
May 15, 2008
「FileMaker Web News」第30回目をお届けします。
■FileMaker Server 7 Advancedのテクニカルサポートが年内に終了
FileMaker 7 製品ラインのテクニカルサポートサービスが2008年12月最終営業日に終了することがファイルメーカー社から発表されました。これにより、Web公開に関連するFileMaker製品としては「FileMaker Server 7 Advanced」のテクニカルサポートサービスが年内で終了することになります。
[関連]FileMaker Server 7 Advancedのテクニカルサポート終了予定日(FAMLog)
■FileMaker Server 9.0.3.326 アップデータ
「FileMaker Server 9.0.3.326 & FileMaker Server 9.0.3.326 Advanced アップデータ」が公開されました。これにより、FileMaker Server 9およびFileMaker Server 9 Advancedの最新版はバージョン9.0.3.326となっています。
[関連]FileMaker Server 9.0.3.326 Update(FAMLog)