FAMLog
Dashboardを無効にする
May 26, 2005
Mac OS X v10.4でDashboardを無効にするには、ターミナルで次のように入力します。
defaults write com.apple.dashboard mcx-disabled -boolean YES
上記コマンドを実行後に、ログアウトおよび再ログイン、もしくはシステムを再起動することでDashboardが機能しなくなります。
元の状態に戻す場合には、次のように入力します。
defaults write com.apple.dashboard mcx-disabled -boolean NO
Spotlightを無効にする
May 25, 2005
Mac OS X v10.4およびMac OS X Server v10.4でSpotlightを無効にするには、/etc/hostconfigファイルの「SPOTLIGHT=」で始まる行を次のように編集します。
(変更前)SPOTLIGHT=-YES-
(変更後)SPOTLIGHT=-NO-
ファイルを修正後にシステムを再起動することで、Spotlightの索引作成を行うプロセスが起動しなくなります。
FileMaker Pro 7の入力書式確認ダイアログ
May 24, 2005
FileMaker Pro 7では、データベースファイルに保存されている日付や時刻の書式情報がシステムの設定と違っている場合に、ファイルを開くときに確認ダイアログが表示されます。
これはファイルオプションのデータ入力オプション設定がデフォルトで「設定が異なる場合には常に確認する」設定になっているためです。
ファイルを開くたびに確認ダイアログが表示されないようにするには、データ入力オプション設定を「常に現在のシステム設定を使用する」もしくは「常にファイルに保存されている設定を使用する」設定に変更します。
FileMaker Pro 7のスマートクォート機能
May 23, 2005
FileMaker Pro 7では、シングルクォーテンションマークやダブルクォーテンションマークで文字を囲む際に、開く側と閉じる側とで違う記号を使用するように(‘’または“”)クォーテンションマークを入力時に自動変換する「スマートクォート」機能がデフォルトで有効になっています。
このオプション機能を無効にすると、もしくはそれらの記号がないフォントを使用している場合には、普通のダブルクォーテンションマーク(")およびシングルクォーテンションマーク(')が使用されます。
スマートクォート機能を無効にするには、「ファイル」メニューの「ファイルオプション...」を選び、「テキスト」タブ内にある「スマートクォートを使用する」のチェックを外し、OKボタンを押してファイルごとに設定を変更します。
APPLE-SA-2005-05-19 Mac OS X v10.4.1
May 20, 2005
Appleから「Mac OS X Server Update 10.4.1」が配布されています。また、Mac OS X v10.4.1およびMac OS X Server v10.4.1にはセキュリティ脆弱性を修正するアップデートも含まれています。
nfs_mount()の脆弱性により特権を持たないローカルユーザーがカーネルパニックによりサービス拒否攻撃を引き起こせる問題や、Safariで悪意あるWebサイトを閲覧したときに警告なしにDashboardウィジェットがダウンロードおよびインストールされてしまう問題などが、バージョン10.4.1では修正されています。
FileMaker Pro 7.0v3用インスタントWeb公開アップデート
May 19, 2005
ファイルメーカー社が「FileMaker Pro 7.0v3用インスタントWeb公開アップデート」を配布しています。
このアップデートは、FileMaker Pro 7.0v3およびFileMaker Developer 7.0v3向けのもので、インスタントWeb公開に使用するWebプラグインをバージョン7.0v5に更新します。
Webプラグイン 7.0v5では、インスタントWeb公開で1画面に表示されるレコードの数が、リスト形式では25、表形式では50になり、FileMaker Server Advanced 7.0v3と挙動が一致するように変更されています。その他、新しいマスターレコードの作成と同時に関連レコードを作成できない問題が修正され、安定性が向上しています。
(2007/01/04追記:リンク先のURLを変更しました。)
Mac OS X Update 10.4.1
May 18, 2005
Appleから「Mac OS X Update 10.4.1」がリリースされています。
Mac OS X v10.4.1の主な改良点は下記の通りです。
・AFPおよびSMB/CIFSネットワークファイルサービスを使用したファイル共有
・ワイヤレスネットワークでのDHCPの使用
・LDAPとActive Directoryサーバーにアクセス時のユーザーログイン
・アップデートされたATIとNVIDIAグラフィックドライバを含むコアグラフィックス
・.Macとの同期
・「アドレスブック」、「iCal」、「Font Book」、「Mail」および「プレビュー」
・Dashboardウィジェット:アドレスブック、Flight Tracker、Phone Book、世界時計
・「ディスクユーティリティ」によるディスクイメージやディスクの作成
・他社製アプリケーションやデバイスとの互換性
これまでは通常Mac OS X Updateと同時にMac OS X Server Updateもリリースされていましたが、現在のところバージョン10.4.1のServer版アップデータはまだ配布されていません。
JDKソフトウェアのバージョンを表示する
May 17, 2005
使用しているJDK(Java 2 Platform Standard Edition Development Kit)ソフトウェアのバージョンを表示するには、javaコマンドを使用して-versionオプションを指定します。
Mac OS X v10.4では、通常JDKソフトウェアのバージョン情報は次のように表示されます。
$ java -version
java version "1.4.2_07"
Java(TM) 2 Runtime Environment, Standard Edition (build 1.4.2_07-215)
Java HotSpot(TM) Client VM (build 1.4.2-50, mixed mode)
「Java 2 SE 5.0 Release 1」をインストールして、CurrentJDKを1.5.0に変更した場合には、JDKソフトウェアのバージョン情報は次のように表示されます。
$ java -version
java version "1.5.0_02"
Java(TM) 2 Runtime Environment, Standard Edition (build 1.5.0_02-56)
Java HotSpot(TM) Client VM (build 1.5.0_02-36, mixed mode, sharing)
(関連)Technical Note TN2110: Identifying Java on Mac OS X
Mac OS X v10.4でCurrentJDKを1.5.0に変更する
May 16, 2005
「Java 2 SE 5.0 Release 1」をMac OS X v10.4にインストールしても、JVM(Java Virtual Machine)やjava、javacといったコマンドは引き続きJ2SE 1.4.2のものが利用されます。
デフォルトでJ2SE 5.0のjavaやjavacといったコマンドを利用するように変更したい場合、次のコマンドを実行します。
cd /System/Library/Frameworks/JavaVM.framework/Versions
sudo ln -fsh 1.5.0 CurrentJDK
(参考)TigerでTiger? - Apple、J2SE 5.0やWebObjectsをアップデート(MYCOM PC WEB)
FileMaker Knowledge Baseがリニューアル
May 13, 2005
FileMaker, Inc.のWebサイトで掲載されている、FileMaker製品ラインに関する各種情報がまとめられた「FileMaker Knowledge Base」が2005年5月5日にリニューアルされていました。
検索機能が強化され、関連する記事がリストされるようになるなど、以前に比べて目的の内容が探しやすくなり、その他にもいくつか機能が用意されています。
FileMaker 7 製品ラインがMac OS X v10.4に対応していることが記載された記事も掲載されています。なお、関連する情報として、FileMaker Server 7およびFileMaker Server 7 AdvancedがMac OS X Server v10.4にも対応していることもすでに案内されていました。