FAMLog
FileMaker Server 7の使用状況ログ
June 01, 2005
FileMaker Server 7では、使用状況ログを作成する設定を有効にすると、使用率、クライアントおよびファイルの使用状況(サーバー上での呼び出しの処理にかかる平均時間など)に関する記録を残すことができます。
FileMaker Serverの使用状況ログを作成する設定にすると、Mac OS Xでは下記の場所にログファイルが作成されます。
/Library/FileMaker Server 7/Data/Logs/Stats.log
使用状況ログやイベントログのファイルは、Mac OS Xではコンソールアプリケーションを使って確認できます。また、FileMaker Server Adminの使用状況画面で、リアルタイムに使用状況を確認することも可能です。
FileMaker Server 7のイベントログ
May 31, 2005
FileMaker Server 7の実行中に発生するイベントは、タイムスタンプ情報と共にログに記録されます。ログに記録されるイベントには、FileMaker Serverの起動と停止、データベースファイルの開閉、クライアントのログインとログアウト、タスクスケジュールの実行およびFileMaker Serverのプロパティへの変更などがあります。
例えば、FileMaker Serverへの接続を保護する設定に変更して、FileMaker Serverを再起動すると、起動時に「安全な(SSL)ネットワークの暗号化: 有効」という内容の記録がイベントログに残り、ログを参照することによってもFileMaker Serverの設定内容を確認できます。
Mac OS Xでは、イベントは下記のファイルに記録されます。
/Library/FileMaker Server 7/Data/Logs/Event.log
このファイルが40MBに達すると、「Event-old.log」に名前が変更され、新しい「Event.log」ファイルが作成されます。
Dashboardを無効にする
May 26, 2005
Mac OS X v10.4でDashboardを無効にするには、ターミナルで次のように入力します。
defaults write com.apple.dashboard mcx-disabled -boolean YES
上記コマンドを実行後に、ログアウトおよび再ログイン、もしくはシステムを再起動することでDashboardが機能しなくなります。
元の状態に戻す場合には、次のように入力します。
defaults write com.apple.dashboard mcx-disabled -boolean NO
FileMaker Pro 7の入力書式確認ダイアログ
May 24, 2005
FileMaker Pro 7では、データベースファイルに保存されている日付や時刻の書式情報がシステムの設定と違っている場合に、ファイルを開くときに確認ダイアログが表示されます。
これはファイルオプションのデータ入力オプション設定がデフォルトで「設定が異なる場合には常に確認する」設定になっているためです。
ファイルを開くたびに確認ダイアログが表示されないようにするには、データ入力オプション設定を「常に現在のシステム設定を使用する」もしくは「常にファイルに保存されている設定を使用する」設定に変更します。
Mac OS X Update 10.4.1
May 18, 2005
Appleから「Mac OS X Update 10.4.1」がリリースされています。
Mac OS X v10.4.1の主な改良点は下記の通りです。
・AFPおよびSMB/CIFSネットワークファイルサービスを使用したファイル共有
・ワイヤレスネットワークでのDHCPの使用
・LDAPとActive Directoryサーバーにアクセス時のユーザーログイン
・アップデートされたATIとNVIDIAグラフィックドライバを含むコアグラフィックス
・.Macとの同期
・「アドレスブック」、「iCal」、「Font Book」、「Mail」および「プレビュー」
・Dashboardウィジェット:アドレスブック、Flight Tracker、Phone Book、世界時計
・「ディスクユーティリティ」によるディスクイメージやディスクの作成
・他社製アプリケーションやデバイスとの互換性
これまでは通常Mac OS X Updateと同時にMac OS X Server Updateもリリースされていましたが、現在のところバージョン10.4.1のServer版アップデータはまだ配布されていません。
APPLE-SA-2005-05-03 Security Update 2005-005
May 09, 2005
AppleからSecurity Update 2005-005がリリースされています。
Security Update 2005-005は、Mac OS X v10.3.9およびMac OS X Server v10.3.9向けにリリースされたもので、下記のソフトウェアが更新されます。
・Apache、AppKit、AppleScript、Bluetooth、Directory Services、Finder、Foundation、Help Viewer、LDAP、libXpm、lukemftpd、sudo、Terminal、VPN(Mac OS X v10.3.9、Mac OS X Server v10.3.9)
・NetInfo、Server Admin(Mac OS X Server v10.3.9)
Apacheに関連する部分では、htdigestプログラムでバッファーオーバーフローが発生する問題(CAN-2005-1344)が修正されています。
FileMaker Server 7の停止方法 (1)
March 24, 2005
FileMaker Server 7のアップデータを適用する場合には、適用前にウィルス検出ソフトウェアを無効にした上でFileMaker Server 7を停止する必要があります。
FileMaker Server 7を停止する方法の1つとして、FileMaker Server Adminを利用する方法があります。
Mac版FileMaker Server Adminを使用する場合には、「サーバー」メニューの「FileMaker Server ローカル管理...」を選んで表示されたダイアログ上にある「FileMaker Server を停止」ボタンを押します。もしくは、FileMaker Serverに接続してから「サーバー」メニューの「FileMaker Server を停止」を選びます。
なお、前者の方法の場合にはシステムレベルの管理者権限が必要になります。
スクリプトのヒントと考慮事項 (3)
March 01, 2005
FileMaker Pro 7のスクリプト編集ダイアログにおいて「スクリプトを完全アクセス権で実行」にチェックをつけると、そのスクリプトを完全アクセス権で実行することができます。
例えば、アカウントとアクセス権を使用してWebユーザーがレコードを削除できないように制限しつつ、完全アクセス権で実行できるように設定されたスクリプトを利用して、スクリプト内で定義した条件下であれば特定のレコードを削除できるようにすることも可能になります。
スクリプトのヒントと考慮事項 (2)
February 24, 2005
Web経由でFileMakerのスクリプトを利用する場合には、Web互換のスクリプトステップのみがスクリプトに含まれていることを確認します。
さらに、各スクリプトステップを実行するために必要な権限がWebユーザーに割り当てられているか、もしくは実行の制限をしているかなど、スクリプトステップとアクセス権セットの組み合わせについても考慮する必要があります。
例えば、レコードを作成するスクリプトステップがスクリプトに含まれていて、Webユーザーがレコードの作成を許可するアカウントでログインしていない場合、このスクリプトでは新規にレコードを作成するスクリプトステップを実行することができません。ただし、スクリプトは引き続き実行される場合があり、予期しない結果を引き起こす可能性もあることから、必要に応じてエラー処理を追加しなければならない場合もあります。
TELWatcher 3.0 for Windows/Mac OS X
February 03, 2005
株式会社キー・プランニングが、CTI(Computer Telephony Integration)ソフトウェア「TELWatcher 3.0 for Windows/Mac OS X」を発表しています。
TELWatcher 3.0では、新たにFileMaker Pro 7に対応し、電話発信機能が追加されています。従来のISDN回線対応に加え、アナログ回線にも対応可能となっています。
対応データベースは、ファイルメーカーPro 5、5.5、6、およびFileMaker Pro 7です。価格は1ライセンス税込13,440円、アップグレード価格は税込6,090円となっています。